[일본어공부/일본어동화/이솝동화읽기/이솝동화] 북풍과 태양 北風と太陽
空の上に、北風と太陽が住んでいました。
ある日、北風が自慢しながら言いました。
「おれが一吹きすると、どんなに大きくて丈夫な家も吹き飛んでしまうぞ」
それを聞いた太陽は、大笑いして言いました。
「ははは・・・。ただ力だけ強くても、何の得にもならない。その力をどう使うかが大切なことだ。ははは・・・」
太陽の言葉を聞いた北風は、悔しくて仕方ありなせんでした。
ちょうどその時、一人の旅人が、彼らの下を通りかかりました。
それを見た太陽が北風に向かって言いました。
「そんなに自分の力に自信があるのなら、ちょっと力比べをしないか?」
太陽が続けて言いました。
「その旅人のコートを最初に脱がせた方が勝ちというわけさ。」
「ははは。コートを脱がせるぐらいは朝飯前さ。」
北風は自信満々に答えました。
そして、北風は旅人の方に近づき、力いっぱいに風を送りました。
「なんだよ。急に風が強くなったなぁ」
旅人は、体をすくめて、コートをしっかりと押さえました。
それをみた北風は
「ふん、これでも脱がないのか」
と言いながら、もっと力を込めて、風邪を送りました。
「ああ、寒い。どうして風がこんなに強いんだ?」
風が吹けば吹くほど、旅人はコートが脱げないようにしっかり押さえました。
そうしているうちに、北風は力がなくなってしまいました。
太陽が言いました。
「それでは、今度は私の番だ」
そして、旅人に向かって暖かい日差しを照り付けました。
「なんだか、今度は暖かくなってきたな。今日は本当におかしい天気だ。」
太陽はだんだん日差しを強くしました。
「ああ、あつい。もう我慢できない。」
とうとう旅人は足を止めて、コートを脱ぎました。
「コートを脱いでもまだ暑いなぁ」
旅人はコートだけでなく、みにつけていた服を全部脱ぎました。
太陽は北風に向かって言いました。
「北風よ、力が強いからといばるだけでは、ダメなんだ。」
太陽の言葉を聞いた北風は、自分が恥ずかしくなりました。